バカラは本場のカジノだけでなく、オンラインカジノでも人気のゲームです。
しかし日本ではバカラっていうゲームは聞いたことがあるけど、ルールがよく分からないって方が少なくありません。
今回はオンラインカジノのバカラについて、ルールや遊び方を解説していこうと思います。
その前に先に専門用語について簡単に説明します。
- ハンド:手札の役、数字のこと
- ヒット:もう一枚カードを引く
- ステイ:カードを引かない
上記の用語だけは覚えておいてください。
バカラのルールとゲームの流れ
本場のカジノでもオンラインカジノでも、ハウスルール(カジノによって若干違いがあること)がありますが、基本的なルールは同じです。
ブラックジャックは「あなたVSディーラー」という図式ですが、バカラの場合は「プレイヤー」か「バンカー」どっちが勝つかを予想するゲームです。
※「タイ」と呼ばれる、引き分けに賭けることもできますが順を追って説明します。
ブラックジャックみたいに、あなたVSカジノディーラーではないので注意してください。
では、プレイヤーとバンカーと、どっちがどういったルールで勝ちになるのか?
日本のトランプゲームで近いのが「おいちょかぶ」で、配られたカードの合計の下1ケタの値が9により近いほうが勝者となります。
A~9はそのままの数字で(Aは1)、10と絵札(J、Q、K)は全て10という数字でカウントします。
合計が18の場合は下1ケタが8なので8ということですね。
10の場合は0となり最弱の数字です。
下の画像はプレイヤーのハンドが8(下1ケタ)でバンカーのハンドが7(下1ケタ)のため、プレイヤーの勝ちです。
プレイヤーに賭けたので賭けたベット額+配当1倍が貰えます。(バカラの配当に関しては後ほど解説してます)
まずはカードを配る
バカラでは決められたルールにそってカードが配られます。
なので、あまりルールを知らなくてもプレイヤーかバンカーかどちらが勝つか予想するだけなので、遊びながら覚えても問題ないゲームです。
ですが、バカラを楽しむためには知っておいたほうがいいでしょう。
まずカードはプレイヤーとバンカーに、必ず最初に2枚ずつ配られます。
そして3枚目を配るかどうかというのは、お互いのハンドによって変わります。
ナチュラルと呼ばれる8か9がどちらかに出た場合、その時点で勝負が決まります。
下記の画像ではプレイヤーの手札が8(ナチュラル)なので、バンカーが3枚目を引くことなくプレイヤーの勝ちが決まります。
もしバンカーが9の場合であれば、バンカーの勝ちとなるわけです。
つまり最初の2枚で下1ケタが9であれば、負けることが絶対にない最強のハンドと言えます。
ナチュラルになるのは最初の2枚が配られた時点で、3枚目で8か9となってもナチュラルとは呼びません。
カードを配るルール
カードを配るルールは最初の2枚でお互いが0~7の場合に、お互いのハンドによって3枚目が配られるか決まります。
※どちらか、もしくは両方のハンドが8か9の場合はその場でお互いのハンドが確定する。(3枚目は配られない)
プレイヤーは簡単で、2枚の合計が0~5の場合は3枚目が必ず配られます。
そして6~7の場合はカードが配られずに、ハンドが確定します。
次はバンカーが3枚目を配られるかどうかですが、プレイヤーに比べると少し複雑です。
- プレイヤーがヒットしたか
- プレイヤーがヒットした数字は
- バンカーの最初の2枚のハンドは
上記によって、バンカーがヒットするかステイするか決定します。
まず1のプレイヤーがヒットしたかどうかですが、プレイヤーがステイした場合はプレイヤーと同じ行動となります。
例えばプレイヤーのハンドが6であればステイとなるので、バンカーもプレイヤーと同じように0~5の場合はヒットして、6か7の場合はステイでハンドが確定します。
2と3ですが、プレイヤーが3枚目をヒットした数字と、バンカーの最初の2枚のハンドによる行動は以下です。
バンカー2枚のハンド | プレイヤーの3枚目の数字によるバンカーの行動 |
0~2 | プレイヤーの3枚目に関係なく全てヒット |
3 | 8以外(0.1.2.3.4.5.6.7.9)はヒット、8の場合はステイ |
4 | 2.3.4.5.6.7はヒット、0.1.8.9はステイ |
5 | 4.5.6.7はヒット、0.1.2.3.8.9はステイ |
6 | 6.7はヒット、0.1.2.3.4.5.8.9はステイ |
7 | プレイヤーの3枚目に関係なく全てステイ |
上記のルールに沿ってバンカーはヒットするかステイするか決まりますが、正直覚える必要はありません。
知っておくと知らないよりも楽しめる・・程度だと思っていただければOKです。
バカラの配当について
バカラでプレイヤーかバンカー、もしくはタイ(引き分け)に賭けたときの配当は以下になります。
プレイヤー | バンカー | タイ |
1倍 | 0.95倍 | 8倍 |
例えばプレイヤーに1ドルを賭けてプレイヤーが勝った場合は、1ドルのベット額が戻ってくるのと配当1倍の1ドルで合計2ドルが戻ってきます。
タイに1ドル賭けた場合は、1ドルのベット額と配当8倍の8ドルで合計9ドルが戻ってきます。
ただし、バンカーに賭けて当たった場合は、コミッションといって配当に対し手数料5%が取られます。
※コミッションによりカジノが利益となる。
例えば1ドルをバンカーに賭けて当たったら、配当1倍の1ドルに対して5%が取られるので、戻ってくるのはベット額1ドルと配当0.95ドルで合計1.95ドルとなるのです。
ノーコミッションという手数料が引かれないバカラもありますが、バンカーが6で勝った場合に配当から半分を差し引かれます。
タイは配当が8倍もあるのでお得なのでは?と思うかもしれませんが、確率上ベットすると非常に損をする計算になるので、タイには賭けずにプレイヤーかバンカーに賭けるのが基本となります。
バカラの罫線について
バカラの遊び方としては、プレイヤーかバンカーに賭けて(タイも含め)ディーラーがルールに沿ってカードを配られるのを眺める・・だけです(笑)
スクイーズといって、カードをゆっくりとめくる遊び方があるオンラインカジノもあります。
またバカラには「罫線」と呼ばれる、過去の勝敗を記録した出目表が存在します。
左上から順番に勝った方をPはプレイヤー(青の○)、Bはバンカー(赤の○)で分けている↓↓
次に勝つ方を予想しながら賭けるのがバカラの楽しみ方ですね。
様子を見ながらここぞってときにガツンと賭けるのもいいし、小さい金額でチョコチョコと賭けて遊ぶのもいいでしょう。
自分の賭けるスタイルを見つけてバカラを楽しんでくださいね!
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