オンラインカジノのペイアウト率(還元率)と控除率

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日本のパチンコやパチスロ、競馬や競艇などのギャンブルに使われる「ペイアウト率」という言葉。

カジノの世界で一般的に使われる「控除率」という言葉。(もしくはRTPとも呼びます)

意味を知ってるから勝てるわけではありませんが、知ることでカジノのほうが日本のギャンブルよりもいかに甘いのか理解できると思います。

ユカリ
カジノのほうが甘くて美味しいのね・・
カイヂ
おい!果物じゃないぞw

 

今回は、ギャンブルとは切っても切れない関係である「ペイアウト率」と「控除率」について解説していきます!

ペイアウト率とは

ペイアウト率という言葉は、日本でパチンコやパチスロをする人にとっては常識かと思います。

パチスロ界では「機械割」とも呼ばれていますね。

IN(投入)に対してOUT(払い出し)がどれくらいになるのか?を計算した数字がペイアウト率です。

計算式は「OUT÷IN×100」をパーセントで表します。

設定されているペイアウト率が100%未満の場合、同じ金額でプレイすればするほどプレイヤーは理論上負けることになります。

100%を超える設定であれば、同じ金額でプレイすればするほどプレイヤーは理論上勝てることになります。

日本のギャンブルは絶対に胴元が負けない

例えば競馬だと、75%のペイアウト率になるように計算されてます。

(確か75%だったと思うけど誤差があるかも)

75%のペイアウト率であれば、1万円を使うと7,500円しか戻ってこない計算になります。

強い馬はオッズが低くなり、弱い馬はオッズが高くなったりと変動しますよね?

あれはJRA側が「馬券を買った人たちの合計金額75%を還元して、残り25%はJRAの利益にする計算」を組み込んでいるからです。

だから、JRA側(胴元)は絶対に損をしないズルい仕組みなんですよ・・競馬とか競艇はw

オンラインカジノの場合はゲームによりますが、低くても約94%で高いゲームであれば約99%です。

99%のペイアウト率であれば、1万円を使うと9,900円が戻ってくる計算になります。

日本のギャンブルとオンラインカジノの違いは、絶対にカジノ側が負けないという保障がありません。

(プレイヤーが全員勝てる可能性がある)

何故かというと、日本の競馬のように賭けられた合計金額によって、配当の倍率を変更できないからです。

ですから例えば、世界中のみんながルーレットで赤へ一斉に賭けた場合、もし赤が出たら全員が勝てることになるのです。

控除率とは

では次に控除率についてです。

控除率はハウスエッジとも呼ばれます。

カジノ業界では一般的な言葉として使われ、簡単に言い換えると「胴元の利益率」になります。

先ほど説明したペイアウト率は、いわばお客に還元するパーセンテージになりますが、控除率は反対の意味ですね。

つまり「ペイアウト率+控除率=100%」という計算になります。

控除率が高いゲームは「お客が負けやすいゲーム」ということですね。

プレイヤーの賭け方で控除率が高くなることも

控除率が高いゲームをすると、プレイヤーは結果として負けやすいという説明を先ほどしました。

ですが、実はプレイヤー自身が控除率を上げてしまう行動を、無意識にしてることはよくあるのです。

よくあるのが、ルーレットでいろいろな場所に賭けること。

例えばストレートベットで1に賭けたり、10に賭けたり、15に賭けたり・・。

(数字の1か所だけに賭けるベットです)

ルーレットでは1ゲームで必ず1か所の数字しか出ないにも関わらす、何か所も賭けてしまう行動は控除率を上げてしまいます

何故なら、どれだけ賭けても当たるのは1つだけで、その他に賭けたお金は絶対に当たらないからです(全部ハズれる可能性もあるし)

だけど、運がよければ毎ゲーム1つの数字だけ賭けても、毎ゲーム当たる可能性はありますよね?

カジノでなくても競馬でも同じことが言えます。

3連単だったらフォーメーションで何通りも賭けて買う人がほとんどだと思いますが、的中するのって絶対に1つじゃないですか?

だから全部ハズレるか、当たっても1つしかないわけで、ほとんどが無駄な賭け方としてお金が消えるのです。

競馬で勝てる人が複勝1点買いしかしない理由って、当たりやすいってのもあるんだけど、1点しか買わないから結果的に無駄なお金を賭けてないわけです。

オンラインカジノのペイアウト率はどれくらいか?

オンラインカジノでは一番低いスロットなどでもペイアウト率は約94%~97%

高いゲームであれば、ブラックジャックやバカラでペイアウト率は約99%となってます。

ルーレットはアメリカン(数字に0と00がある)なら94.7%、ヨーロピアンやフレンチ(数字に0がある)なら97.3%です。

ブラックジャックはカウンティングを使えば約102%まで上げることが可能らしいが、そもそもオンラインカジノではカウンティング効果が低いと言われています。

合計8デッキを使用し、4デッキくらいカードを消化したら交換してしまうからです。

日本のギャンブルだとパチンコなら約90%、パチスロは比較的優秀で設定が1でも約96%。

パチンコは釘、スロットは設定によりペイアウトが100%を超えますが、素人がそういった勝てる台に座ることはほぼありません(汗)

パチプロが先に座ってしまうからですね。

そして競馬に関しては先ほども説明しましたが、超絶鬼回収の75%ですw

オンラインカジノはペイアウト率が100%を超えるゲームはありませんが、その代わりにベット額の変更が可能になってます。

まとめ

オンラインカジノは日本のギャンブルよりも、ペイアウト率が甘く勝てる可能性が高いのは事実です。

ただし、カジノの怖いところはベット額をかなり高く上げれるので、数秒で100万でも200万でも失ってしまう危険性があります。

株やFXと同じで、賭ける金額を自己コントロールしないと一瞬で破産してしまうのです(汗)

ですから、入金したお金に対していくらまで減ったら損切りしてやめるのか?

いくらまでだったら入金した全額を使っても問題ないのか?

カジノとは大人が遊ぶゲームなので、そういった資金管理だけはしっかりとして楽しく遊んでみてください。

あ、ちなみに僕は自己コントロールが苦手な負け組ですw